紅白歌合戦の赤白組の分け方が時代に合っていないという声が聞こえます。
紅白は歌合戦なのでチーム分けが必要なのは分かりますが、男女で分けるのはなぜなのか、今後男女だからではなく赤白どっちかを選べたり、男女別のやり方が廃止になったりはしないのか、と思いませんか。
この記事では紅白歌合戦の赤白組についてお話ししますね。
紅白歌合戦の赤白分け方はなぜ男女?

紅白歌合戦の赤白分け方はなぜ男女なのでしょうか。
単独の歌手は性別で赤白に分けられていますが、グループは、どうもメインボーカルの性別で赤白に分けられてるようです。
男女に分けること自体が差別、ととることもできますが、逆に男女に分けたからこそ男女比が半々で平等になり、女性の出演者や出演場面も平等を実現できている、という考え方もあります。
赤白平等に出演者を選出して、その後運動会の赤白のようにシャッフルして赤白組に分ける、という手もあるのでしょうが、お茶の間で見ている側にとっても「紅白歌合戦の赤白分け方は男女」が単純で分かりやすかったのだと思います。
今でこそジェンダーの問題など取り上げてもらえますが、昔はそんな意識すらなかったでしょう。
今後はどうなるかわかりませんが、今のところは
紅白歌合戦の赤白分け方がなぜ男女なのかというと、
- 男女の出演者数が半々になる
- 見ている側にも分かりやすい
と言えるのではないかと思います。
紅白歌合戦チーム分けの基準は男女だけ?どっちか選べる?

紅白歌合戦チーム分けは男女だけで、どっちか選ぶことができるのかというと、今の段階ではNOなのでしょう。
紅白歌合戦では男性は白、女性は赤と当然のように決められています。
でもこういった色分けは昭和的というか、平成以降の子供たちにはピンとこないようです。
昔は「男の子が赤を着るなんて…」と言われたり、ランドセルの色も男子は黒、女子は赤と決まっていました。
でも今の子供たちは男女平等を目指す社会で育っているので、ランドセルの色も多種多様ですし、家庭科や技術の時間も男女で分かれることなく同じ授業を受けています。
出席番号も男女それぞれだったのに、今は男女混在です。
こんな時代に育っている平成以降の人たちは「紅白歌合戦の赤白分け方はなぜ男女なんだろう」と不思議に思う方が多いかもしれませんね。
紅白歌合戦の赤白分け方は今後変わる?

紅白歌合戦の赤白分け方は今後変わる予定はあるのでしょうか。紅白で男女廃止はあるのか考えてみましょう。
このごろでは、ジェンダーフリーや多様性を求める声も上げやすくなり、社会も認めようとする意識が高まる中で、紅白歌合戦が男女を赤白チームに分けて勝敗を決めるやり方のままでは時代遅れなのでは、という批判もありますが今年も大きな変化は見られませんでした。
ただ、氷川きよしさんは赤白どちらのチームにも入らず特別枠で出場するなど小さな変化は見え始めています。
時代に合わせて赤白を男女別にはどうなのか、という問題はNHK側でも考えてはいるでしょう。
でも、ずーっと続いてきた国民的な番組は馴染みの番組だから人気があるとも言えます。
進行の仕方や審査方法など慣れ親しんでいるから安心して見ていられると思うのです。
男女別の赤白組も当たり前のことで、これからはチーム分けなし、とか混合チームで、などと変わってしまうと、視聴者(特に年配者)は混乱してしまうでしょう。
結果、紅白離れに拍車をかけることになってしまうとも限りません。
今後、紅白歌合戦の赤白チームの分け方が男女のままなのか、時代や意識の変化とともにどっちか選べるようになっていくのか興味深いですね。