運転中に缶コーヒーを飲んだり、ランチタイムすませてしまうということはありませんか?
私はよくやっています。
でもこの運転中の「ながら運転」が交通違反かもしれないということを最近知りました。
「ながらスマホ」をして事故を起こし、重い罰則に課せられた事例はこれまでにいくつか見てきました。
ゲームしながら運転なんて本当に横着だよね、と思っていましたが「ながら運転」もこの罰則に値するかもしれないというのです!
そこでこの記事では、運転中のながら運転は交通違反に該当するのか、またその場合の罰則はどんなものなのか、を調べてみることにしました。
知らなかったでは済まされない違反もあります。
ぜひ一緒に勉強しましょう!

ながら運転は違反?
結論から言うとながら運転もながらスマホと同じように道路交通法違反に該当する可能性があるということです。
道路交通法第70条に運転手の心得が記されています。
その内容は、車の運転者はハンドルやブレーキなどを確実に操作し他人に危害を及ぼさないような速度や方法で運転する義務がある、という内容です。
そうすると、ながらスマホで運転をするのも、ながら運転で片手でおにぎりを食べたりコーヒーを飲んだりするのも同じ違反に値するのは当たり前のように感じます。
片手になってしまう時点でハンドルはしっかり握れないし、急な対応にも反応できません。
自分は大丈夫、とか少しだけだから、という気持ちで片手運転をしている人がほとんどなのではないでしょうか。
でも運転者の責任としてハンドルをしっかり握り、前を見て運転するのは当たり前のことなんですよね。
私も反省しました。
運転に慣れてしまうとどんどん横着になってしまいますが、歩行者にとって車は突き進んでくる鉄の塊。大変危険な物体です。自分では避けようがありません。
その安全を守るのは運転者だという自覚を持って運転すべきですね。

ながら運転の罰則は?
2008年に運転中のながらスマホ通話やながらゲームによる事故が多発したため、翌年には罰則が強化されました。
ながら運転によって交通の危険を生じさせた場合、違反点数がそれまでの3倍の6点に引き上げられ、即時免許停止となる重い罰則に改正されました。
運転中に携帯電話を手に持っていただけでも違反点数は3点なってしまいます。
これらの罰則は携帯電話についてのものですが、携帯電話ではなく缶コーヒーやおにぎりでも危険性としては同じなんですよね。
ながら運転で片手で食事やメイクをする時に違反となることへの明確な記述はありませんが、車を運転するにあたって運転手が安全に運転をする義務があります。
細かな記載はなくとも安全運転を軽視した行為は交通違反となります。
運転者各自の自覚が必要なのですね。
ながら運転防止にはワンタッチで操作できるカーナビリモコンが便利ですよ♪
まとめ
食事やメイクをしながらの「ながら運転」は交通違反なのか、罰則は重いのかと言う問題について記述しました。
法律で定められているのは今のところ携帯電話に対しての記述だけです。
それでも道路交通法第70条に記載されているように、運転者はハンドルやブレーキなどを確実に操作し他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならないのです。
慣れや自分だけは大丈夫という過信は禁物ですね。
私も深く反省しました。
運転手のみなさん、後悔しないためにも自覚を持った運転をしましょうね♪