カヌレが人気ですが「カヌレとは何や?どんなお菓子なんだ?」と父に聞かれ即答できなかったので調べてみることにしました。
カヌレはコンビニにも置かれるほど一般的になってきましたが確かにどこの国のどういうお菓子なんだろう、なんて考えたことがありません。
この記事はうちの父のようにカヌレのことを全く知らない人に、カヌレがどこの国のどういうお菓子で、どんな味や食感がするのかなどを紹介したいと思います。
カヌレとは何もの?
カヌレとはお菓子の名前
カヌレとは何かと言うと、お菓子の名前のひとつです。
カヌレという商品名ではなく、ケーキとかプリンと同じくお菓子の種類の名称です。
では改めてカヌレとは何かというと、
カヌレはフランスの伝統焼き菓子です。
カヌレは何から作られている?
カヌレは、卵黄、バター、牛乳、薄力粉、砂糖などお菓子の基本的な材料にラム酒を加えて香りよく焼き上げて作られます。
なぜ卵黄だけを使うのかと言うと、フランスのワイン製造と関係があります。
ワインを作るには、不純物や澱を取り除くための工程があります。
それには大量の卵白が使われますが、卵黄は使いません。
卵黄を捨ててしまうのはもったいない、卵黄を使ったお菓子は?ということでカヌレが誕生したのです。
廃棄処分される食材からこんなにもおいしいお菓子が誕生したとは驚きですね。
カヌレはどこの国のお菓子?
カヌレはどこの国のお菓子なのかというと、
フランスです。
正式な名称はカヌレ・ド・ボルドー(Cannele de Bordeaux)と言います。
「カヌレ」とは、フランス語で「溝のついた」という意味で、焼き型に縦の溝がついていることからカヌレという名前がつけられました。
フランス語を知っている人から見たら、見た目そのままの名前なのですね。
カヌレはボルドー地方の修道院で作られ始めたという説もありますが、カヌレの正式な歴史は今でも謎が多くはっきりしていません。
カヌレとは?味や食感はどうなの?
カヌレとはどんな味なのか、と聞かれたら、
- 上品な甘さ
- 表面の蜜蝋が特徴
- ラム酒が香る
そしてカヌレは味もだけど食感も楽しむものです。
外はカリカリした食感で、中はしっとり弾力のある生地が特徴です。
まとめ
カヌレはフランス生まれの伝統的な焼き菓子です。
シンプルで上品な外観、外はカリっと中はしっとりのメリハリのあるおもしろい食感、そしてラム酒がほんのり香る甘い生地。
おいしいカヌレを手に入れて、素敵なティータイムを♪