じゃじゃ麺とジャージャー麺、耳にすると同じものかなと思いますが実はこの2つ、全く違う食べ物なのです。
ジャージャー麺というと韓国かと思いますが、盛岡のじゃじゃ麺の起源は中国。
韓国風のジャージャー麺と日本のじゃじゃ麺の違いはなんなのかをお話します。
じゃじゃ麺とジャージャー麺の違いは?
じゃじゃ麺とジャージャー麺。
最初はカタカナ表記を日本語にしただけかと思いましたがそうではないようです。
じゃじゃ麺とジャージャー麺の違いは5つ
- 国や期限が違う
- 麺が違う
- 肉味噌の味が違う
- 作り方が違う
- 食べ方が違う
じゃじゃ麺とジャージャー麺の違いを大きく3つに分けて説明します。
国や起源が違う
ジャージャー麺の発祥は中国です。
その後韓国や台湾でも食べられるようになっていたようです。
じゃじゃ麺の起源は、今からおよそ50年前にさかのぼります。
当時中国から日本に戻られた盛岡市の白龍(ぱいたん)の店主が、ジャージャー麺を参考にしてじゃじゃ麺を作られました。
現地の味を再現するのではなく、盛岡の人々をはじめ日本人向けにと研究を重ね作られたということです。
面白いのが私たちが日本で食べるジャージャー麺よりもじゃじゃ麺の方が麺も味も現地のものに近いのだということです。
ジャージャー麺は日本や韓国に来て中華麺になり、甘辛い肉みそに変わってしまったのでしょうか。
麺が違う
ジャージャー麺に使うのは中華麺ですが、じゃじゃ麺は平たいきしめんやうどんを使用します。
日本人はうどんが大好きですよね。なので日本人にもじゃじゃ麺はウケると思われたのでしょうね。
肉味噌の味が違う
ジャージャー麺の肉味噌は甘辛い中にピリッとしたスパイスを感じるものですが、じゃじゃ麺の肉味噌はジャージャー麺の肉味噌よりも甘くなく塩辛めです。
作り方や食べ方が違う
じゃじゃ麺は温かいのが特徴です。
茹で上がった熱々の麺に肉味噌、キュウリ、ネギをよく混ぜ込んでいただきます。
ジャージャー麺とじゃじゃ麺の食べ方の大きな違いとしては、じゃじゃ麺は出されたそのままを食べるのではなく、お店に行くとテーブルにセットしてある酢、にんにく、生姜などを自分の好みでカスタマイズして食べるのが美味しい食べ方で病みつきになる理由だと言います。
そして〆にはチータンタンを作るのもじゃじゃ麺の特徴です。
うどんの茹で汁に卵を割り入れ、肉味噌、ラー油、ニンニクなど、これまた自分好みのスープに仕上げていただきます。
白龍さんでじゃじゃ麵(@゚▽゚@) ちーたんたん、なんで卵溶いてお願いするのかな、と思っていたら卵味噌スープになった。小を頼んだのにおなかいっぱいー。 pic.twitter.com/o1YKHDlFbd
— 珂南 (@kanan_m) March 11, 2018
これはジャージャー麺とじゃじゃ麺の大きな違いですね。
じゃじゃ麺とジャージャー麺の違いのまとめ
盛岡のじゃじゃ麺は地元の人に愛され
「朝じゃじゃ」で朝食にするほどです。
じゃじゃ麺とジャージャー麺は同じかと思いましたがまったく違う食べ物でしたね。
麺や肉味噌の味、起源、食べ方や作り方も違うそれぞれ別の食べ物です。
何も知らずに盛岡でじゃじゃ麺を注文すると、うどんが出てきて驚くでしょうね。
味を作りながら食べるのも知らないから、まずいと感じてしまう人もいるようです。
この件についてはこちらの記事でまとめています。
>>>「じゃじゃ麵はまずい?なぜまずいのかと美味しい食べ方を紹介!」
ジャージャー麺とじゃじゃ麺の違いを知って、食べ比べをしてみたくなりましたね。
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