まつ毛パーマは、目元を引き立て、魅力を高める効果があります。
まつ毛が長いと、その長さのせいか、通常のカーラーではカールが一日持たないことがよくあります。
そんなわけで、まつ毛パーマに憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。
でも、パーマ施術後のアイメイクにはどんな制限があるのか、特にまつ毛を長く見せるマスカラの使用が許されるのか疑問に思いますよね。
そこで、まつ毛パーマとマスカラの相性や、パーマ後のメイクにおける注意点を調べ、その情報を紹介します。
目次
まつ毛パーマ後のマスカラは不要？使用上の注意点と対処法
まつ毛パーマを施したら、本当にマスカラは不要なのでしょうか？
実は、パーマ自体はまつ毛を長くはしません。
そのため、まつ毛を伸ばすためにはマスカラが依然として重要です。
ただし、残念ながらパーマ施術後のマスカラの使用は推奨されていません。
その理由は以下の通りです：
- クレンジング時のまつ毛の損傷
- カールが取れやすくなる
- まつ毛が弱くなるリスク
これらのリスクについて詳しく解説します。
マスカラを使うと、当然メイク落としにクレンジングが必要になります。
クレンジングの過程でまつ毛を強く擦ったり押さえたりすることで、まつ毛が傷むことがあります。
これを聞くと「それではパーマを施していない場合でも同じでは？」と思うかもしれませんが、パーマをかけること自体でまつ毛は既にダメージを受けています。
その状態で更にクレンジングすると、通常よりもまつ毛が傷みやすくなります。
さらに、マスカラを落とす際にまつ毛を擦ることで、せっかくのカールが取れやすくなります。
長期的にダメージを与え続けると、まつ毛が弱くなり、細くなったり折れやすくなることがあります。
マスカラの使用をおすすめしない理由は、マスカラ自体ではなくクレンジングにあります。
そのため、お湯で落とせるタイプのマスカラなら、まつ毛にかかる負担を減らせます。
まつ毛パーマ施術中のメイクで注意したい3つのポイント
まつ毛は健康な状態で弱酸性を保ちますが、ダメージを受けるとアルカリ性に傾くことがあります。
アルカリ性になると、タンパク質の結合が緩み、まつ毛がダメージを受けやすくなります。
まつ毛パーマの効果を長持ちさせ、まつ毛を保護するためには、マスカラ以外の要素も大切です。
まつ毛パーマ施術中のメイクで特に注意すべき3つのポイントは以下の通りです。
- アイラインは目の粘膜に引かない
- マスカラの代わりにまつ毛美容液を使用
- やさしいクレンジング方法を採用
アイメイク時に粘膜部分にアイラインを引くと、まつ毛の生え際を刺激し、脱落や生え方の変化を招くことがあります。
カールしたまつ毛を保つためには、粘膜部分へのアイラインの使用は避けましょう。
粘膜に引かなくても、まつ毛の生え際の上部にラインを引くことで目元を際立たせることができます。
さらに、パーマを施した後、新しく生えたまつ毛の方向が乱れることがあります。
この時、マスカラでまつ毛の向きを整えたくなるかもしれませんが、これもクレンジングが必要になるため、まつ毛にダメージを与える可能性があります。
そのため、マスカラの代わりにまつ毛美容液を使用しましょう。
特に、コーム付きの美容液を使うと、まつ毛の方向を整えやすくなります。
まつ毛パーマはクレンジング時の摩擦でカールが取れやすくなるので、マスカラを使用していなくても、目元のクレンジングは特に優しく行いましょう。
クレンジング剤としては、オイルタイプよりもミルクやクリームタイプなどの優しいタイプがおすすめです。
目元の皮膚はデリケートなので、まつ毛パーマの有無に関わらず、クレンジングは丁寧に行うことが重要です。
まつ毛パーマとマスカラの正しい落とし方
まつ毛パーマを施したまつ毛にマスカラを使用した場合、誤った落とし方をすると、パーマの効果が損なわれる可能性があります。
マスカラをそのままにしておくと、まつ毛が弱まり、抜け落ちることもあります。
まつ毛パーマ後のマスカラの落とし方は、以下の2ステップがポイントです。
- 綿棒を使って優しく拭き取る
- 洗顔後、目元はタオルではなくティッシュで水分を拭き取る
まつ毛パーマの最大の敵は洗顔時の摩擦です。
手で洗うと、つい力が加わりがちです。
そのため、マスカラの落とし方は特に注意が必要です。
綿棒にクレンジング剤を付け、マスカラを塗るように優しく拭き取ります。
綿棒を使うことで、まつ毛の向きに沿って拭き取ることができます。
アイラインも同様に、なぞるように落とし、クレンジングを洗い流した後は、タオルではなくティッシュを使用して目元の水分を拭き取ります。
ティッシュは繊維が細かいため、まつ毛が引っかかるリスクが低いです。
一般的に、まつ毛パーマは約1ヶ月間持続するとされています。
この方法でまつ毛パーマの持続性を高めることができます。
まつげパーマ後はマスカラはいらないのか のまとめ
この記事では、まつ毛パーマを施した後のメイクについて解説しました。
パーマによってまつ毛がダメージを受けるため、メイクでさらにダメージを与えないようにすることが大切です。
30代になると、「若い頃よりまつ毛が少なくなったかも」と感じることがあります。
もっと丁寧にケアしていれば良かったと後悔することもあるでしょう。
また、まつ毛エクステを使用していると、パーマと同じようにまつ毛にダメージを与えている気がします。
まつ毛パーマを美しく長持ちさせるためだけでなく、年齢を重ねるごとにまつ毛のケアを心掛け、美しいまつ毛を保つようにしましょう！