卒業式が迫る中、両親が私の大学の卒業式への出席を期待している様子でした。
私は親に出席してほしくなかったし、なんだか恥ずかしい気がして断りたかったのです。
この記事は「親の大学卒業式への出席」に焦点を当てます。
大学の卒業式に親が出席するかの実態や出席率、また出席を断る方法について掘り下げます。
「クラスメートの前で親と一緒にいるのは恥ずかしい」「親は本当に卒業式に来るの?」といった疑問を解決しましょう。
大学の卒業式 親の出席率
親が実際に卒業式に出席するのかという問題から見てみます。
統計によると、大学の卒業式への親の出席率は約20%程度で、内訳は母親の出席率は約22.8%、父親の出席率は約13.5%となっています。
日本の大学の卒業式における親の出席率は比較的低いですね。
大学の卒業式に多くの親は出席せず、入学式よりも出席率が低いのです。
特に父親の出席率は「仕事を休むほどではない」と考える傾向があるようで、出席が必須でない大学が多いため親に無理に来てもらう必要はないのです。
親の入場を規制している大学もありますが、多くの大学は保護者用の席を用意しています。
各大学で方針が違うので公式サイトなどで確認しておきましょう。
親に大学の卒業式への出席を断る方法
大学の卒業式に親は出席したい様子。
友達がいないことを親に知られたくない 、派手な服装の親と一緒に歩くのが恥ずかしいなど理由はそれぞれですが、親に卒業式の出席を断るにはどうしたらいいのでしょうか。
両親が納得する理由を用意して説得することが重要です。
断るための理由を用意しよう
- 一般的な見解で説得 :多くの人は来ない わざわざ休んで来る親は少ない 過保護と思われる可能性あり
- 代替案を提示: 卒業後に写真を見せる 卒業アルバムがある
- 卒業式は一緒にいられない:卒業式後は忙しい 親と行動する時間がない
最適な理由を選び、両親が納得するポイントを探しましょう。
それでもどうしても親が出席すると言う場合は条件を出すのが良いでしょう。
条件の例としては、
- 親の服装が気になる場合 →地味な服を着てもらう・一緒に選ぶ
- 友達に一緒に見られるのが嫌 →行きは友達と、帰りは飲み会があるため基本的に親とは別行動
せっかくの大学の卒業式なのに、なんて冷たいの、と親は思うかもしれません。
でもこちらにも理由はあるのです。
注意したいのが、乱暴な言葉や相手を傷つける言い方で無理やり欠席に持ち込むことです。
親子双方が納得できる卒業式を目指しましょう。
卒業式で親への感謝の気持ちを伝えよう
それでもここまで育てて大学まで出してもらえたのは親が頑張ってくれたおかげです。
その気持を地を込め、卒業式では親への感謝を手紙で伝えたいですね。
照れくさかったり長文が苦手なら、手紙ではなく感謝のメッセージカードでも大丈夫。
なんなら電話やメールでも何もないよりは嬉しいでしょう。
具体的なメッセージ例を挙げています。
言葉が恥ずかしければ、プレゼントを贈るのも一つの方法です。
できるならアルバイトで自分で稼いだお金でプレゼントを用意したいですね。
プレゼント候補は趣味に関連するもの、便利家電、美容家電、腰痛や肩こりを改善するケア商品、旅行券、お食事券などがいいですね。
親が欲しがっているものや癒しになるものを選びましょう。
大学の卒業式はあなたにとっても親にとっても大きな節目です。
これまでの感謝をどんな形でもいいので表現してみましょう。
大学の卒業式と親についてのまとめ
大学の卒業への親の出席率は低く、7~8割の親は出席しないのが現状です。
出席してほしくない場合は「来なくていい理由」を用意しましょう。
もし親が譲らない場合は条件を考え、妥協点を探しましょう。
これまでの感謝の言葉を伝え、 恥ずかしければプレゼントで感謝を伝えるのも親にとっては嬉しいものです。
大学の卒業式は多くの場合、学生として人生最後の卒業式です。
親が自分の子供が立派に卒業する場に立ち会いたい気持ちも考慮して、お互い思いやりを持って出席するかどうかを話し合いましょう。